三弦の駒・撥

昭和54年   熊本県伝統的工芸品指定
三弦の駒・撥(さんげんのこま・ばち)


画像は県伝統工芸館より

                宇土市名誉市民 石井 方二(まさじ) 氏 の作品
「九州地唄三弦の駒、撥(こま、ばち)で全国的に有名。駒に金や銀をはめ込む独自の工夫を加えるなど技を磨いた。「石井駒」「石井撥」と称され、地唄の三弦奏者らから高い評価を受けている。」宇土市在住

※残念ながら、石井氏は平成17年3月23日ご逝去(享年84歳)なされました。現在は、ご子息の石井方浩氏が、4代目として「石井」ブランドを引き継がれています。方浩氏は方二氏の下で修行され、自他共に認める後継者として活躍されています。


 石井 方浩(まさひろ)氏(本名:政宏)54歳(2006年現在)
  石井楽器店:宇土市本町3−58 電話(0964)22-0621


「全国でただ一人、九州系地唄三弦の駒と撥つくりの技法を伝えている。
「駒」は水牛の角に金・銀・鉛を埋め込んだ独特の「石井駒」に、個性に合わせて形とか高さなど工夫がなされている。「撥」は水牛とか象牙の台に、撥先はべっ甲が使われているが、重さ・大きさ・撥先の広がり具合・切り込みの角度・糸に当たる撥先の尖った部分の厚さなどに「石井撥」の苦心の技法がこめられていて、演奏者の手の大きさ・癖・好みなどによってそれぞれ工夫が凝らされている。 最後の仕上げは素手に生き鹿の角を焼いて粉にした磨き粉をつけて磨き、見事な艶を出す。石井さんの作品には、現在国指定重要無形文化財の富山清琴などによって使われていて、かつては故宮城道雄のものも手懸けていた。」                 
宇土・天草地域伝統技術より引用 



表彰歴
昭和51年度 熊本県ふるさと顕彰
昭和62年度 小規模産地功労者褒賞事業
平成 元年度 熊本県芸術祭30周年記念特別表彰
平成 元年度 伝統文化ポーラ特賞
平成  5年度 熊本県芸術功労者
平成  7年度 熊本県優秀技能者表彰
平成10年度 卓越技能者労働大臣表彰
平成10年度 吉川英治文化賞
平成12年   県民文化賞特別賞
平成16年   文化庁地域文化功労者表彰受賞

●石井 方二(くまもとの偉人)
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「三弦の駒・撥」に詳しい案内があります。
●三弦の駒と撥制作技術(指定文化財@ありのままの熊本アーカイブス


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